2023-01-01から1年間の記事一覧

日記:クッキーの箱

いつの頃からか、12月に入ったらツマガリのクッキーを買うのが恒例行事になっている。いつも2箱買う。実家のみんなで食べるために1箱、そして、年明けの自分のために1箱。 年に何度か長めの連休はあるし、どの連休も休み明けは総じて気怠いけれど、とりわけ…

日記:いつもより寒い水曜日

水曜日。 職場に犬が現れた。白黒で毛長の小さい犬、ぬいぐるみのようで可愛かった。リードを持たせてもらった。犬はいつもと何かが違うことに気付いたのか、私の足元をぐるぐる回っていた。おかげさまで私の足首はきゅっとまとめられた。 明日からうんと寒…

日記:何でもない土曜日

土曜日。 10時くらいに起き、しばらくぼんやりしてから近くのスーパーへ買い物に向かう。来週に向けた作り置きを準備するための食材と、夕食用の魚のあらを買う。やはり魚のあらは午前中に見た方が品ぞろえがいい。いくつかある中から、かぼすブリとヒラマサ…

日記:ぐんまちゃん

群馬土産に、ぐんまちゃん印のハラダのラスクをいただいた。ありがたくおなかに収めた。このラスク、シンプルだけどサックサクで程よい甘さで、無限に食べられる気さえする。パッケージのぐんまちゃんは、ラスクを傍らに「I LOVE HARADA」、だるまを片手に「…

日記:1級さん

習字を続けてきて、ついに1級になった。今年の密やかな目標だったので、達成することができて嬉しい。半紙に5文字書くようになって1年くらいになる。確か、5文字のお題になってから初めて提出した作品では昇級できなかった。それを思うと結構な進歩だ。繁忙…

日記:来年のポムポムプリンは

ここ数年、手帳は100円ショップに売っているポムポムプリンのものを使っている。仕事では手帳を使っていないので、もっぱら休みの予定とか病院だとかの予約日を描き留めておくためのものだ。内容の構成は毎年変わらず、当年と翌年の年間カレンダーが冒頭にあ…

日記:クリーニングデビュー

この間頑張って買ったセットアップは、どうやら手洗いしか許さないタイプであるらしい。ネットに入れて洗濯機に放り込もうとした手を止めて、むぎゅっと詰め込まれていたジャケットたちを慎重に取り出して、ばふばふとしわを伸ばす。丁重に扱わなければ。 し…

嬉野旅行記:ペンギンとナマズと

冬の空は高く、深く緑のなだらかな稜線が美しい。ここは嬉野、特に温泉とお茶で知られる町だ。九州圏内に住んでいながら、嬉野を訪れたのは今回が初めてだ。ゆったり上品で奥ゆかしい印象がある嬉野、さっそく駅前に足湯があるのはさすが温泉どころ。 今回の…

日記:こまめに拭いて塗る

自分の手の甲を指先でなぞったら触り心地が悪く、ああしまった、と思った。このがさついた感じ、きっと手を洗ったり水に触れたとき、水分の拭き取りが足りなかったのだ。特に冬場は、水気をきっちり拭き取らないといけない。それだけで肌のガサガサを幾分回…

日記:台形と円錐

私はコーヒーを淹れるときにハリオのコーヒードリッパーを使っている。先に断っておくと、私はコーヒーについて特にこだわりは持ち合わせておらず、香りがよくて極端に苦くも酸っぱくもなければOK、という基準で生きている。ハリオのもいただきものだ。お湯…

日記:わくわくリンツの量り売り

今まで店の前を通りがかるたび気になりつつも見送っていた、リンツのチョコレート量り売り。店内のクリスマスまっしぐらな雰囲気に背中を押されて、遂に専用の袋を手にした。色とりどりの包み紙にくるまれたチョコレートたちは、きらきらとしていてまるで宝…

エッセイ:みどりのお茶

寒くなって、緑茶がおいしい。急須は持っておらず、もっぱらティーバッグ派である。急須で淹れるのにも憧れがあるものの、茶殻の処理だ急須の洗浄だを思うと、マグカップに一包み入れてお湯を注ぐだけ、という手軽さがありがたい。もうちょっと生活をまめに…

日記:みかんをひとつ

産直コーナーにみかんがよく出るようになってきた。今年の私はみかんを食べている。それは健康のため、美容のため。旬の食べ物を食べていれば、その季節に欲しい栄養が摂れるというものだ。みかんはビタミンたっぷりなので、よほどのことがなければ風邪に負…

日記:ひとり観覧車@鹿児島

鹿児島へ行き、時間があったので観覧車に乗った。アミュプラザにある観覧車だ。おひとり様500円とは良心的。 ひとりの観覧車はいたって静か。観覧車の動く音、風の音、街の喧騒は遠くゴンドラが風で揺れる。高いところではできるだけ視線を落とさない方が怖…

日記:着替えの法則

最近、Tシャツから白いタグが無くなっていると思う。この白いタグとは、洗濯方法とか素材がどうとかをいくつかの国の言葉で書いている、服の裏面に縫い付けてあるやつだ。私はこのタグが無くなって不便にしている。というのも、私は小学生の時分に見つけた「…

日記:アボカドは果物

アボカドは果物だ。何食わぬ顔をしてサラダに紛れていたり、エビと一緒にパンに挟まっていたりしていても、野菜ではない。なぜなら木に実るから。 とはいえ、甘くない果物というのは多少違和感がある。類例が思いつかない。料理に使う果物と言えば柚子やすだ…

日記:赤べこ

我が家には赤べこがいる。野沢民芸さんのあかべこ1号。ふるさと納税をしたら、遠路はるばる福島の西会津町からやって来た。オンラインショップの情報によれば1号の大きさは小さい方である様子。つぶらな目とつやつやとしたボディが素敵で、ふむふむと頷いて…

宝塚旅行記③:宝塚駅周辺~伊丹空港、帰路

宝塚滞在2日目、朝6時30分に目覚ましをかけたもののなかなかベッドから抜け出せず、7時20分くらいにやっと起きた。ホテルのカーテンは分厚く、また朝日ががんがん差し込むような部屋でもなかったから実に寝心地が良くて、自宅の布団より縦も横も大きいベッド…

宝塚旅行記②:宝塚駅周辺、中山寺、宝塚温泉

伊丹空港からモノレールで1駅、そこから阪急の電車に乗り換えて終点まで乗れば、宝塚には40分くらいで到着する。もう何度目かの道のり、このルートの乗り換えだけは田舎者の私でも難なくクリアできる。宝塚行きの急行を待っていると、向かい側のホームにちい…

宝塚旅行記①:朝の飛行機に乗って

朝の空港は人の数のわりに静かだ。それは皆、起きてからさほど時間が経っていないから? 例にもれず私も大層無口で、チェックインカウンターで初めて口を開いた。よろしくお願いします、と言って荷物を預ける。私は空港に着いたらすぐさま荷物を預ける。機内…

日記:出張のおもひで

急に出張が入った。しかも2回。コロナがあったものだから出張自体すっかりご無沙汰で、出張の申請方法とか、交通手段と宿の手配もどうするんだっけかと、すべて忘れてしまった。今度誰かに助けてもらおう。申請は出発前に済ませなければならない。まだ時間…

日記:いぬの扉

猫の方が好きと思って生活しているけれど、最近犬もかわいいと思うようになった。子どもの頃、犬に追いかけられたショックがようやく和らいだのかもしれない。もしくは私のフィジカルとメンタルが強くなったのかもしれない。散歩中の一生懸命歩いている犬を…

日記:プラスアルファ

ちゃんと秋が来た。朝晩涼しくなり、遠くに見える大きいイチョウの木がうっすら黄色味がかってきて、日が落ちるのがどんどん早まる。パジャマも秋冬仕様になった。 気温が下がっていくことを肉体も察知したのか、年中燃費が悪いというのに、このところいつも…

日記:ペンギンに伝言だ

職場でペンギンの絵が入ったメモを使っている。文房具屋さんで見つけるなり、このペンギンかわいい! とピンときたものだ。4種類の柄が入っていて、それぞれ個性的なペンギンがプリントされている。ペンギンたちは水彩画のタッチで描かれていて味わい深い。…

日記:順番を待ちながら

これを病院の待合室で書いている。病院には、9時過ぎに到着した。受付をした時点で2時間待ちと言われてちょっと驚いたけれど、かれこれ1時間強、待合室でおとなしくしている。この病院、確かに口コミで大評判だった。それに今日は3連休初日だ、混む条件が整…

日記:この歌は何ですか

出かけた先の有線放送で流れてくる歌、きっと流行りの歌なのだろうけれど、歌詞が4~6割聞き取れない。ここ1年くらいの話だ。テンポが速い曲、これでもかと歌詞を詰め込んで歌っている曲が相手だと、お手上げになる確率が高い。元々リスニングがそこまで得意…

日記:癖の強いくしゃみたち

隣人のくしゃみに元気がない。「ヒイン」みたいなくしゃみばかりしている。あれでスッキリするのだろうか? しかし音が聞こえるということは、案外大音量でかましているのかもしれない。壁が薄いだけかもしれないけれど。 くしゃみ、人それぞれ癖が出ていると思…

日記:最近食べておいしかったもの

例によって写真はないけれど、最近は食べてみたら美味しかったなと思うものがいくつかあるので、それらを思い出して書き留めようと思う。 1. 海木 だしいなり だしいなり 海木 (kaiboku.jp) 9月に博多座で歌舞伎を見たときに、劇場で購入した。あまりのおい…

日記:今宵は空を見上げて

ジムからの帰り道に空を見上げたら、まん丸の月が見えた。月の周りには、薄く雲が広がっていて、風に吹かれて流れていた。それがかえって月の光を際立たせており、幻想的だった。あの月にはかぐや姫が住んでいそうだった。 夜空を見上げると、月が出ている。…

日記:Dove is over

通勤中、道端に大きな葉っぱが落ちているぞ、と思って近づいてみたら鳩だった。鳩が死んでいた。私は大いに動揺した。子どもの頃にも1度こういうことがあった。あの時はメジロだった。そのときももちろん動揺した、今でも覚えているくらいに。 いったん距離…