日記:Dove is over

通勤中、道端に大きな葉っぱが落ちているぞ、と思って近づいてみたら鳩だった。鳩が死んでいた。私は大いに動揺した。子どもの頃にも1度こういうことがあった。あの時はメジロだった。そのときももちろん動揺した、今でも覚えているくらいに。

いったん距離を取り、少しだけ様子を見させてもらった。当たり前にぴくりとも動かず、目が黒々しているように見える。これは瞳孔が開ききっているということだろうか? 首がぐんにゃりしている。切り傷とか刺し傷と言った類の、流血するほどの外傷はないらしい。周囲に羽根が散らばっていないので、鳩同士で喧嘩をしたとか、鳩よりも大きな動物に襲われたとかではなさそうだ。近くにガラス張りの建物があるので、もしかしたらこれに衝突してしまったのかもしれない。

何か似たような話を聞いたことがある、と仕事中に考えていたのだけれど、確か九州国立博物館で見聞きしたのだった。九博は緑に囲まれていて、故に鳥がガラスにぶつかってしまう事故がしばしばあるという話だった。

九州国立博物館 (jugem.jp)

帰りに見たらもう鳩はいなくなっていた。合掌。