日記:順番を待ちながら

これを病院の待合室で書いている。病院には、9時過ぎに到着した。受付をした時点で2時間待ちと言われてちょっと驚いたけれど、かれこれ1時間強、待合室でおとなしくしている。この病院、確かに口コミで大評判だった。それに今日は3連休初日だ、混む条件が整っている。やむを得ん。

しかし、ここまで待ち時間があると想像していなかったから、気を紛らせるものがスマホしかない。ひたすら待つ必要があるときは音楽を聞きたくなる。音楽のリズムやペースに浸れば、時間が刻々と経つのを感じにくい。それか、本。紙の本は読むことに集中できる。普段から、眠る前に少しだけ、と思ってうっかり小一時間読んでしまう。じゃあ今もスマホで何か読めば、と思うけれど、液晶画面と対峙すると目が滑るししょぼしょぼしてしまって長いこと読むことができないからダメだ。

今、私が来たときから待合室にいらした患者さんが呼ばれて診察室に向かった。私が呼ばれるのはもうしばらく先だろう。