日記:台形と円錐

私はコーヒーを淹れるときにハリオのコーヒードリッパーを使っている。先に断っておくと、私はコーヒーについて特にこだわりは持ち合わせておらず、香りがよくて極端に苦くも酸っぱくもなければOK、という基準で生きている。ハリオのもいただきものだ。お湯の落ちるスピードがどうとかはよくわからないものの、手軽に美味しく淹れられて重宝している。便利なのだけれど、あの円錐型、フィルターがちょっとお高い。100枚入りで約400円プラス税。*1こんなものか? と隣の台形フィルターを見たところ、量は同じで半分くらいの値段をしていた。*2こはいかに。円錐型のフィルターは作るのが難しいのだろうか?

我が家の場合は毎日2杯~3杯飲む。1杯淹れるたびに1枚フィルターを消費、そうなると1週間で15枚~20枚程度使う。つまり1か月半くらい、2か月は持たないペースで100枚入りを使い切る計算になる。片や400円、片や200円。こんな小さなことでガタガタ言うなんて…と眉を顰められようともかまわない、台形と円錐型とでは案外馬鹿にならない金額差になるなと思った私は、ついに台形型ドリッパーを買った。初期投資を考慮しても、年単位で見たときには台形の方がお安くあがるはずだ。ついでにドリッパーの形状の違いによる味わいの変化に気づければよし。少し浮いたお金でちょっといい豆を買うのもよし。楽しく経済的なコーヒーライフになることだろう。

*1:なお近隣の100円ショップには取り扱いがない。

*2:台形は100均にもあった。