日記:菜の花、どう食べる?

菜の花を買った。花瓶に挿すためのものではなく、食するための菜の花だ。普段ならばまず選択肢にないのだけれど、突然、「これ食べてみる?」と私の中にいる好奇心強めの私が声をあげたので、乗ってみた。このブログを書いている時点では、菜の花はまだ買ったままの状態で冷蔵庫に収まっている。

さて、菜の花、これはどうやって食べると美味しいのだろう? 数少ない菜の花を食べたときの記憶を手繰る。お店で食べたスパゲッティが白いクリームソースのもので、その具材として入っているのを思い出した。どんな味だっただろう。何だかクリームの濃厚さに押し負けていた気がしないでもない。しかし油と組み合わせるのは悪くなさそうだ。

インターネットで調べてみると、お浸しにするといいよ! とかなりの確率で出てくる。それに白和え、辛子和え。炒めて醤油で味付けしても美味しいらしい。先述のスパゲッティソースよろしくクリーム煮も紹介されていた。和も洋もいける万能選手なのか。心なしか、ほうれん草の守備範囲と似通った雰囲気を感じる。

どう料理しようかなと考える。やはり厚揚げだろうか。私は困ったときに厚揚げを投入する。和風路線を守っていれば、あとは厚揚げが何とかしてくれるのだ。菜の花を茹でるか炒めるかして、厚揚げと合わせる。味付けは味噌ベースで胡麻を振って風味を良くしてみよう。想像してみると、何だか美味しそうだ。インターネットで調べたくせして割とオリジナル方面に走っているのは、いったん脇に置いておく。明日の買い物リストに厚揚げを入れておこう。