日記:イチジクとの再会

イチジクの季節が来た。とよみつひめが498円になっている。先月の出始めの頃は1,000円近かったことを思うと、これは買いだ。次の特売で398円になる可能性も捨てきれないけれど、この機を逸するなんてもったいない。一包み買って帰った。

果物を買った帰り道は、慎重になる。レジを打ってもらうときも、何らかのアクシデントで果物がつぶれたりしないか心配になりながら見守り、袋詰めもいつもより丁寧にする。硬いもの、重いもの、平たいもので土台をちゃんと拵えてから、最後に果物を一番上に載せる。袋の中で変に傾いたり牛乳パックの角でつついてしまうことのないように、できるだけ袋の底と地面を平行に保つようにして、程々のスピードで歩く。点滅する信号は駆け出すことなく余裕をもって見送る。段差にも注意する。帰宅して、買い物袋を置くときにもバランスに気を付ける。無事に冷蔵庫に収めてはじめて安心できる。

イチジクは、朝ごはんに3つ食べた。少し甘さが控えめだったけれど美味しい。食感がなんとも独特だ。しかしすきっ腹にイチジクは相性がよくなかったのか、程なくして腹痛が発生した。身体がくの字になった。消化を終えたのか、2,3時間したら腹痛は解消した。今日が休みの日でよかった。次は何か別のものを食べた後にイチジクを食べようと思う。