眼鏡

年に一度の定期健康診断で視力測定を受けたら、およそ眼鏡をかけていると思えない見え方をしており*1、これは度数を改めに行かねばと思った次第。今かけている眼鏡は眼科で処方箋を出してもらって作った*2から、面倒でもまた眼科に行って度数を確認した方がいいのだと思う。今回は、眼鏡をフレームごと新しくするのではなくて、レンズだけ変えてもらおうと思っている。フレームをはじめから選ぶのは大変だし、今のフレームに特に不満がない。

眼鏡選びは難しい。眼鏡屋さんで試しにかけてみたところで、ぼやぼやした裸眼でプラスチック越しにしか自分の顔を確認できないから、度が入った状態で見ると往々にして思っていたのとは違う感じに仕上がっている。眼鏡屋さんには自分に対して忖度なく、忌憚ない意見を言ってくれる誰かと一緒に行くべきだと思う。自分でさして見えない鏡をどうにかこうにか見ようとするより、これは似合わない、これは色がいまいち、とか隣で言ってもらった方が失敗しないのだと思う。

そして、眼鏡を選ぶにあたっては、眼鏡をかける人の顔の輪郭と眼鏡のフレームの形がマッチすることが大事だという。私の顔の形は丸っこい四角、または四角っぽい丸、角が取れ気味の台形、とまあこのような具合で判然としない。この輪郭だと、ボストン型はかなり厳しいと個人的には思っている。できるだけレンズが大ぶりではないもの、特に縦の幅は控えめなものを選ぶのが自分なりのコツだ。

最近は丸眼鏡が流行っているのか、お店を見てみると、大体目立つところにはのび太君かハロルド・ロイドみたいな形の眼鏡がたくさん並んでいる。私が丸い眼鏡をかけるとステラおばさんの姪のような仕上がりになってしまうので、現在のところパスしている。今使っている眼鏡のフレームが壊れてしまったときにはどうしようか。全く同じフレームがお店にあるとも限らないから、そのときには、もうちょっと私にも似合う眼鏡の形が流行っていてほしいと思う。

*1:検査をしてくださった方から「いつもこんな見え方なんですか?」と確認が入った。

*2:病院でデスクワーク中心だと言ったら、それならば度が強い眼鏡は不要だと言われて、両目で1.0か0.9そこらの見え具合で処方箋が作られたのだった。しかし、外を歩いたり映画や芝居を見たりするにはちょっと物足りないというか、1.0程度では遠くが大して見えないから若干困る。