日記:マフラーを編みながら

冬に向けてマフラーを編んでいて、この夏休みにちょっと進めた。40gで110mくらいの毛糸を1玉、6号針で作り目40目でガーター編みしたところ、おおよそ縦30cm・横16cmくらいの大きさになった。編み物は、編み方や編む人の糸の引き締め加減によって仕上がりが結構変わってくるらしい。他の編み方を試したらまた違う風になるだろう。今は超基本の編み方をしているけれど、編み物の本を見ていると、模様を編んだり、飾りのように編んだりする方法が載っている。おしゃれへの気概を感じる。私もいつか複雑な編み方もできるようになれたらいいと思う。

編み物を最初に考え出した人は何者なのだろう? 只者ではないことは確かだ。普通に暮らしを送る中で、棒を2本使って1本の糸を1枚の布のように平らにしよう、とはなかなか思わない気がする。当時は違ったのだろうか? 必要に迫られて閃いたとかだろうか。毛糸を作れる地域って寒そうだし。出始めの頃は、貴重な技術として集落の外に情報を出さなったりしていそうだ。あの村の住民はよくわからないが妙に凝った衣服を着ているぞ、と話題になっていたかもしれない。