日記:季節に惑わされる

この季節は暑いのだかそうではないのだかよくわからなくて、服装選びに迷う。クローゼットも混沌としている。ズボンはまだ夏仕様の通気性がいい生地のものでいいけれど、シャツ類が難しい。半袖はちょっと夏夏しすぎではないか、と気後れしてしまう。実際、出退勤の朝晩が随分涼しくなったことを思うと、半袖はもうシーズンオフ感がある。しかしながら真昼はまだまだ暑い。向こう1週間の天気を見ても、最高気温が毎日30度近辺をうろうろしている。なればきっちり長袖というのは、いささかそぐわない…いや、インナーがエアリズムならいけるのか? わからない。下に半袖・上に羽織という格好もあり得るけれど、いつも滑り込み出勤を決めている私としては、1枚多く服を着ることが致命傷になりかねないので却下だ。

服装選びはなにも機能面だけではない。色味もまた大事な要素だけれど、この時期はもうお手上げだ。涼し気な水色ストライプはもはやモードではないが、黒一色のシャツでは暑苦しい。トーンが明るすぎても暗すぎてもよくないような。この時期を乗り切るための服を買いにユニクロへ行ったけれど、目立つ場所には暗い色合いのニット類が置いてあり、思っていたよりも秋めいていた。結局、青緑色したシャツを1枚買って退散した。正解かはわからないけれど、このシャツにはしばらく頑張ってもらう。