日記:菜の花、どう食べる?

菜の花を買った。花瓶に挿すためのものではなく、食するための菜の花だ。普段ならばまず選択肢にないのだけれど、突然、「これ食べてみる?」と私の中にいる好奇心強めの私が声をあげたので、乗ってみた。このブログを書いている時点では、菜の花はまだ買ったままの状態で冷蔵庫に収まっている。

さて、菜の花、これはどうやって食べると美味しいのだろう? 数少ない菜の花を食べたときの記憶を手繰る。お店で食べたスパゲッティが白いクリームソースのもので、その具材として入っているのを思い出した。どんな味だっただろう。何だかクリームの濃厚さに押し負けていた気がしないでもない。しかし油と組み合わせるのは悪くなさそうだ。

インターネットで調べてみると、お浸しにするといいよ! とかなりの確率で出てくる。それに白和え、辛子和え。炒めて醤油で味付けしても美味しいらしい。先述のスパゲッティソースよろしくクリーム煮も紹介されていた。和も洋もいける万能選手なのか。心なしか、ほうれん草の守備範囲と似通った雰囲気を感じる。

どう料理しようかなと考える。やはり厚揚げだろうか。私は困ったときに厚揚げを投入する。和風路線を守っていれば、あとは厚揚げが何とかしてくれるのだ。菜の花を茹でるか炒めるかして、厚揚げと合わせる。味付けは味噌ベースで胡麻を振って風味を良くしてみよう。想像してみると、何だか美味しそうだ。インターネットで調べたくせして割とオリジナル方面に走っているのは、いったん脇に置いておく。明日の買い物リストに厚揚げを入れておこう。

日記:勉強する

久々に資格の勉強をしている。順当に行けば試験は今年の秋になるけれど、私は短期決戦が苦手なので、勉強は今からやっておくに越したことはない。受検申し込みの時期までに参考書を1周して、いけそうなら受ける。ダメそうならやめておく。もはや趣味、仕事で必要な資格というわけでもないので気負いは少ないけれど、勉強に費やす時間を考えると、折角やるならば合格したいと思う。

最近は、帰宅して食事や入浴を済ませたら90分くらい机に向かう。昨日解いた問題を解き直して、新しい章を1つ2つ読んで、問題を解く。正直、特に目的もなくネットサーフィンしたりゲームをやりたい夜だってあるけれど(そしてたまにそうするけれど)、家に帰って取り組むべきものがあるというのは、なかなか張り合いがある。

一方で、何かを覚えるには頭を使うらしく、毎朝大変眠たい。半分寝ながら支度をしている。それにどうもおなかが減る。仕事中に、昨日読んだあれは何だったかな…と復習のつもりで思い出そうとすると、ちゃんとエネルギーが消費される。我ながらわかりやすい。

日記:糸   色望な日曜夜

さよなら絶望先生」という漫画及びアニメ作品がある。文学の香りが漂わんばかりのレトロな世界観、ちょっと毒のあるネタにセリフ、キャラが立ちまくりの登場人物たち、総じて中毒性が高い。多分に漏れず私も好きだ。今日、YouTubeにアニメあることに気付いて再生したら、本編の前にYouTubeによる注意事項が表示された。冒頭のシーンを思えばさもありなん。

「やっぱり学校といえば温泉よね」 | さよなら絶望先生 | 第1話公開 【期間限定】 (youtube.com)

期間限定としつつかれこれ3年くらい公開し続けているらしい。公開期間が10年くらいあるのだろうか。

しかし絶望先生、もとい糸  色望先生の声、「後ろ向きに前向きなくせしてそこはかとなく強めの自己愛を感じさせる、文学趣味をお持ちのいいところの坊ちゃん」の喉から出てくる音として完璧だと思う。声を聞きたいばかりに何度も動画を再生していたら、もうこんな時間になってしまった。絶望した!

日記:ねことたからもの

ねこあつめ*1を久方ぶりに再開してかれこれ2週間くらい経つ。えさとおもちゃを置いておくとねこが集まるゲームで、毎日代わる代わるねこが来る。おのおの何かしらで遊んでいてかわいい。お気に入りはしのぶさんとうすみけさん。でもみんなかわいいので結局どのねこも好きだ。

この間は雪景色になった。このときはBGMも控えめなオルゴール調になった。

最近、ねこからたからものを貰うことが多い。たからものは、何だいこれは? というものから、どうしたんだ? というものまで様々だ。少しずつたからもの図鑑が埋まっていく。これはゲームだし、かわいいねこのすることだからひたすら癒しであるけれど、他人に自分の宝物を渡すなんてどんな心持ちだろう? 私にはその経験がないので推し量るばかりだけれど、少なくとも、渡したものを無下にしないだろうと思える、信頼する相手でなければそんなことはしないと思う。もしこれがファンタジーや冒険ものの小説の一場面だったならば、貰ったたからものが鍵となる冒険が始まるか、仲間との別れが発生していそうだ。しかしこれはねこあつめなので、庭先に集まるねこたちにそんな気配は微塵もない。ねこたちは、今日も元気にゴロゴロしている。

日記:牛乳に関する報告

最近牛乳を飲み比べている。普段は500mlで160円の牛乳を飲んでいるけれど、この間500mlで220円の牛乳を、そして今日は500mlで240円の牛乳を飲んだ。いつもの牛乳と比べたとき、220円のものはよりコクがある気がしたものの、歴然とした違いというほどではないように思ったけれど、今日の240円の牛乳は明らかに味が違った。こんなに違いがあるものなの?! と驚いたのでこれを書いている。衝撃的。これはまた買って飲む。 

よく考えるとこの牛乳、私が普段飲む牛乳の1.5倍のお値段をしているからなかなか高級だ。ならばこの美味しさは納得。日々食べたり使ったりする品物だと、上の価格帯のものは良さに気づきやすい。何かひとつに大きくお金を使うのも贅沢だと思うけれど、こういう日常の品々をワンランク上にしてみる、というのもまた贅沢だと思う。

牛乳で思い出したのだけれど、嬉野温泉駅の近くにあるお店では、嬉野近郊の牧場でとれた牛乳やそれを使ったソフトクリームを提供していたのだった。秋に嬉野で遊んだ時に見送ってしまったのがずっと気になっているので、これもそう遠くないうちに飲んだり食べたりしたいところだ。

最近食べておいしかったもの

最近おいしかったもの3選をお送りしましょう。

・かぼすブリ*1

珍しく大分の魚がスーパーに入っていて、初めてかぼすブリを見かけたのであらを購入。野菜と共に蒸し焼きにして食べてみると、ほんのり柑橘の香りがするから驚きだ。味も申し分なし。寒い時期の魚は脂がのっていて美味しい。また食べたいと思っているけれど、あれきりお店で見かけない。

・ブルーチーズのはちみつがけ

後輩と行ったイタリアンバーで出てきたチーズの盛り合わせにメンバーインしていたもの。不思議な組み合わせだと思ったけれど、ラスクに載せて食べるとあら美味しい。後になって、東京土産のあのクッキー*2に近い味だと気付いた。でもクッキーよりもこちらの方が口に合った。

・紅はっさく

給食に出てきたはっさくが苦くて苦くて嫌になってしまってから20年余り。ブラックコーヒーを常飲する今ならあの苦みもいけるかも? と思って買ってみた紅はっさくが大当たりだった。果汁が多すぎないので皮むきがしやすく、味は苦みもあるけれど甘さの方が勝っている。そしてさっぱりとしたいい香り。調べたところ、紅はっさくははっさくよりも気持ち苦みが少ないらしい。なるほど、道理で。

最近アニメ「ダンジョン飯」を見ているのだけれど、第1話最後のナレーションの「ただひたすらに、食は生の特権であった」がとても好きだ。真理だと思う。これからも特権を行使していこう。

 

今週のお題「最近おいしかったもの」

日記:傘の色は柔らかなりや

8年ぶりくらいに雨傘を買った。傘を買うつもりで出掛けたのではないのだけれど、店頭でその傘が目に入ったときに心惹かれたのと、そのお店が今月末で閉まるというのに背中を押されて思い切って買ったのだ。もしかしたらこの傘、私を待っていたのかもしれない。

薄いすみれ色のきれいな傘、全長は少し長めだけれどそれは石突が結構な長さをしているからで、布の張られた部分は大きすぎず小さすぎず、私が雨粒をしのぐに十分な空間を作ってくれる。傘を開くと明るい紫に囲まれて、ロマンチックな雰囲気だ。ハンドルはロサブランの日傘と同じく竹でできているので手になじむ。ロサブランよりかは細く色の薄い竹を使っていて、かつカーブがきゅっとしているから、どことなくおとなしそうに見える。そしてそのハンドルに結わえ付けられたタッセル、これも素敵で気に入っているけれど、これは目印としてつけたまま使うのか、雨で濡れたりしたら悲しいから外して使うものなのかわからない。ひとまずしばらくはつけたままにしてみよう。

しかしこんなに可愛くて新しい傘、いきなり暴風雨の時に連れて行きたくないので、まずはぱらぱらと小雨の降る日から使い始めたいと思う。