日記:招かれざる客は横臥し動かず

どうしてそうなったのか経緯が全く不明であるけれど、今、うちのベランダで大きな蜂が死んでいる。3連休だから洗濯物を頑張るぞ、とシーツ類一式と毛布を洗ってベランダに出たら、そこに1匹転がっていた。まるで見本か何かのように横向きに転がっていたものだから、発見当初は寝ているのか? と思った。もしくは熱中症。しかし一向に動かなかったので、ただただ1匹でコロリと死んでいるようだと結論付け、見て見ぬふりをしながらシーツたちを干した。

やたらと暑い連休だったので、寝具がすぐに乾いてそれはよかったのだけれど、蜂の亡骸はこの暑さでも朽ち果てることなく、そっくりそのまま転がっている。視界に入るたびに恐々とするので早く処分しなくては、と思うけれど、割りばしでつまんでポイなんて芸当はとてもできそうにない。つむじ風でも起きて、うちのベランダから蜂を連れて行ってはくれまいか。